本記事の要約(お忙しい方向け🏃♂️)
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・チームワーク = メンバーが協力し合い、力を最大限生かすこと
・チームワークが出来ていないと、組織パフォーマンスが低下する
・日頃のコミュニケーションで信頼関係を築き、メンバーの事を理解することではじめて効果を発揮する
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はじめに
建設業に限らず、医療や保育、接客に至るまであらゆる仕事でチームでの仕事は欠かせません。そこで必要とされるのが、なんといっても「チームワーク」です。
チームワークとは、シンプルに言えば「メンバーが協力し合い、力を最大限に生かすこと」です。
実はこの「チームワーク」が機能しているのとしていないのでは、組織としてのパフォーマンスがかなり変わってくるんです。
そこで、本記事では「チームワークがなぜ重要なのか」を、チームワークが機能していないと何が起こるかという切り口からご紹介していきます!
チームワークが機能していないと何が起こるのか?
チームワークが十分に機能していないと、組織内で下記のようなことが起こります。
①作業効率が落ちる
・チーム内でダブルチェックをしていれば解消できたミスを見逃してしまう(ミスの増加)
・他人が既にやった作業を、繰り返しやってしまう(ムダの発生)
・同時並行できる作業を遠慮してしまい頼むことができない(進め方が非効率)
②問題発生時、解決が遅れる
・「こうすれば解決できる」と知っていても意見が言いにくい
・メンバーの得意や不得意を把握しておらず、即座に問題解決に適した人材を選ぶことが出来ない
・誰がどこにいるか分からず、探すのに時間がかかる
③人材の成長スピードが落ちる
・分からない、知りたいことがあっても聞きにくい
・仕事に対するモチベーションが上がりにくい
これらの悪い効果はあくまでも一例ですが、チームワークがあれば発生を防ぐことができます。
例えば、普段からメンバー同士でコミュニケーションを取って信頼関係を築けていれば、気兼ねなく書類のチェックや作業のお願いができますし、周囲の状況や能力の把握ができていれば、緊急の問題が発生してもスムーズに問題解決までたどり着くことができます。
大事なのは、ただ一人が協調の意識を持つのではなく、メンバー全員が意識を持って双方向で協調することではじめてチームワークが最大限機能します。
その結果、ミスやムダが減り効率的に仕事や人材育成を進めやすくなります。
チームワークを高めるためにできること
1. 普段からコミュニケーションを取る
仕事の会話から何気ないプライベートの話まで、会話を重ねることで徐々に信頼関係が築けて現場でも遠慮なく意見を交わしやすくなります。
2. 周囲を観察する
メンバーの動きを常に観察する習慣をつけることで、得意・不得意や働き方の特徴が見えて教えを乞いやすくなったり、次に必要なモノを先回りで準備するサポートができるようになったりと良い変化があらわれるようになります。
3. 協調性を意識する
協調性とは、他者と協力して物事を進める意志のこと。相手の話を傾聴する、気持ちを汲み取ることを意識しているとより良いコミュニケーション(会話・情報共有)へと繋がりやすくなっていきます。
4. リーダーによる指示で、役割分担をはっきりさせる
冒頭で触れたように、チームワークの目的は力を最大限に生かすこと。誰が何の作業をやるのかを前もってリーダーが指示し、役割を明確に分担することでメンバーそれぞれが得意なことや専門性を活かしやすくなります。
まとめ
チームワークは、たった一日意識すれば機能するものではなく、常日頃からのコミュニケーションや行動習慣(観察や役割分担)の積み重ねによって、その効果を発揮することができます。
本記事が、読んでいただいた方の助けになれれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
それでは今日も一日ご安全に!