皆さん、こんにちは。山口県防府市を拠点に、県内・隣県を中心に主に管工事・機械器具設置工事を手掛けている株式会社山本工業です。
各市町村の排水機場(ポンプ場)で使用するポンプは重量物であるため、搬入作業には危険を伴います。ポンプを安全に搬入・据付するには、あらかじめポイントや注意点を把握しておくことが重要です。この記事では、ポンプの搬入・据付における流れや、作業時に注意すべき点などを詳しくご紹介します。
■ ポンプ据付・搬入工事の流れと安全に進めるためのポイント

工場や施設の排水・給水を担うポンプは、機能面だけでなく設置工事の安全性や精度も非常に重要です。特に大型ポンプの据付・搬入作業は、重量物かつ精密機器を取り扱うため、現場の状況に応じた慎重な対応が求められます。
1. 現地調査および前提条件の確認
ポンプ搬入工事は、現地調査がすべてのスタート地点です。
現場の寸法確認だけでなく、以下のような要素を現地で確認します:
• ポンプ設置予定箇所の基礎状況
• 周囲の作業スペースや天井高
• 搬入経路の障害物(段差・狭小部・配管など)
• クレーン(天井クレーン)やウインチなどの使用可否
• 作業中の安全確保エリアの設計 など
これらの情報をもとに、最適な搬入方法を検討し、必要な機材や人員を見積もります。
2. 搬出入経路と許可申請の事前対応
搬入当日のトラブルを防ぐには、工場構内だけでなく周辺道路も含めた搬出入経路のチェックが不可欠です。
特に、以下の点を押さえておく必要があります:
• 進入可能な車両サイズの制限
• 駐車スペースの確保(クレーン・トラック用)
• 道路使用許可、特殊車両通行許可の取得(必要な場合)
• 交通誘導員の配置計画
計画段階でしっかり詰めておけば、当日の作業は格段にスムーズになります。
3. 既設機器の撤去(必要な場合)
既設のポンプや関連設備の撤去作業がある場合は、先行して搬出作業を実施します。
配管・電源などの切り離しから、アンカーの除去、撤去物の搬出まで、安全に配慮しながら進めます。
4. ポンプの搬入・据付作業
いよいよポンプの据付工程です。吊り具や門型クレーンなどを用いて慎重に搬入を行い、所定の位置に仮置きします。現場環境よっては、仮設の搬入用ステージを製作・設置し搬入を行なう場合もあります。
据付位置の微調整やレベル出しを行い、アンカーボルトでしっかりと固定。
その後、配管・電気接続・試運転などを経て、動作に問題がなければ完了となります。
■現地調査で押さえるべき5つのポイント

ポンプの搬入・据付工事では、現地調査が「すべての工程の精度を左右する」と言っても過言ではありません。特に重量物である大型ポンプの場合、安全かつスムーズな搬入のためには、現場ごとの条件を正確に把握することが必要不可欠です。
ここでは、現地調査時に必ず確認しておきたい5つの重要ポイントをご紹介します。
1. 設置個所の基礎状況と強度
ポンプを設置する場所のコンクリート基礎やアンカー位置を確認します。基礎の高さ・平滑性・強度などによって、レベル出しや設置方法が大きく変わるため、図面との整合性も含めてチェックが必要です。
既設機器と新設機器の仕様が違えば、コンクリート基礎のはつり作業やアンカーボルト打設が必要となることもあり、作業工程に大きく影響が出るので丁寧に確認することが肝心です。
2. 作業スペース・周辺クリアランス
ポンプ本体や吊り具・台車などを安全に取り回すための空間があるかを確認します。特に天井高、柱や梁の干渉、配管・ダクトの位置などは見落とされがちなので注意が必要です。
排水機場(ポンプ場)の構造によっては、ポンプ本体のサイズに対してかなり狭い空間での取り回しを要することもあります。
3. 搬入経路の障害物と段差
現場内の通路や出入口、搬入経路を一通りシミュレーションします。段差・狭小部など懸念点がある場合は、吊り具・仕掛けや施工方法の再検討を行ないます。
4. 使用可能な機材の確認
天井クレーンやホイスト、ウインチなど、現場にある設備の有無や能力(定格荷重・可動範囲など)を調べます。ない場合は、搬入用のクレーン車やチェーンブロックなどの持ち込みが必要になります。
5. 作業中の安全エリアの確保
第三者の立ち入り防止や落下物対策など、安全計画のための動線設計も現地で確認します。特に他業種と同時作業になる場合、時間帯の調整や立入禁止区画の策定が不可欠です。
■ポンプの搬入・据付工事を依頼する際の業者選びのポイント

ポンプの搬入や据付は、精密さと安全性が求められる工事です。スムーズかつ確実に進めるためには、依頼先の業者選びが非常に重要です。以下のようなポイントに注目しながら選定すると、安心して工事を任せることができます。
1. ポンプに対応した機材・搬入ノウハウを持っているか
ポンプの搬入には、ウインチ・チェーンブロック・ローラー・クレーンなど、重量や搬入条件に応じた専用の機材が必要です。これらの機材を自社で保有していれば、工期短縮や費用削減にもつながります。また、狭いピット内や高さ制限のある地下階など、現場ごとに異なる搬入条件にも柔軟に対応できるかが重要です。
→ 見積もり前に「どんな機材を使うか」「過去に似た現場での実績があるか」を確認しましょう。
2. ポンプ搬入・据付の実績が豊富であるか
ポンプの据付は、単なる運搬ではなく、機器の水平出し・アンカーボルトとの整合・周囲との干渉確認など、多くの技術的判断が求められます。そのため、豊富な経験を持つ業者に依頼することで、現場でのトラブルリスクを減らすことができます。
→ ホームページなどで過去の施工事例が紹介されていればチェックを。公開されていない場合は、直接問い合わせて確認しましょう。
3. 「搬入~据付」までを一括で対応しているか
ポンプ工事は、「搬入業者」と「据付業者」が別々になると、責任の所在や工程管理が複雑になりがちです。一方、ワンストップで対応できる業者であれば、工程間の調整や意思疎通がスムーズで、全体の工期やコストも最適化できます。
→ 提案~据付まで一貫対応できるかを事前に確認することで、安心して任せることができます。
■まとめ
この記事でご紹介してきたように、ポンプの搬入作業には、段階ごとの安全確認と的確な準備が欠かせません。搬入作業を外部に依頼する機会はそう多くなく、特に初めてのご依頼では分からないことやご不安もあるかと思います。
ポンプの搬入をご検討中のご担当者様は、まずはお気軽に、防府市勝間の株式会社山本工業までご相談ください。
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株式会社山本工業は、ポンプや産業用機器の搬入・据付工事を数多く手がけてきた専門業者です。山口県防府市を拠点に、50年以上にわたり地域のインフラや産業を支えてきました。
長年の経験で培った現場対応力とノウハウにより、現場の状況や制約に合わせた最適な搬入方法をご提案可能です。
「どんな方法で搬入すればいいか分からない」「搬入経路が狭くて不安」「スケジュールに余裕がない」といったお悩みにも、スピーディーかつ柔軟に対応いたします。
また、山口県内はもちろん、広島・福岡・島根など近隣県への対応実績も多数あり、お気軽にご相談いただけます。
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