建設業界で中小企業に就職する魅力とは?未来を切り開く働き方を考える

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創業55年目で山口県防府市を拠点に、県内・隣県を中心に主に管工事・機械器具設置工事を手掛けている株式会社山本工業です。


建設業界での仕事に興味を持っている方は多いかもしれませんが、どのような企業に就職するか、とりわけ大企業・中小企業のどちらを選ぶのかは重要なポイントと言えます。それぞれ長所や短所がありますが、マイナス面が注目されやすい中小企業にも「ライバルが少なく成長・出世しやすい」など、実は魅力的な点がたくさんあるんです!


そこで、本記事では大企業で働く魅力もまじえて、建設業界で中小企業に就職する魅力について解説していきます!

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💡 目次

・大企業で働く魅力とデメリット&向いている人

・中小企業で働く魅力とデメリット&向いている人

・まとめ

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大企業で働く魅力とデメリット&向いている人

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まず、中小企業の魅力を考えるにあたり、よく比較される「大企業」で働くことの魅力やデメリットについて考えていきたいと思います。


大企業への就職を考えたときの魅力には、次のようなものがあります。


1. 多彩なキャリアアップの機会

大企業には、多様な職種や業務が存在し、それに伴ってキャリアアップの機会が豊富にあります。また、大企業は組織が大きいため、個々の積極性次第で様々な部署やプロジェクトに関わることができ、幅広い知識やスキルを身に付けることができます。


2. 給与や福利厚生の充実

大企業は、給与や福利厚生面で優遇されることが多く、安定した収入や充実した社会保障制度を受けることができます。また、大企業には年次有給休暇や社員旅行など、多彩な福利厚生が用意されていることも魅力の一つです。


3. ブランド力の高さ

大企業は、その知名度やブランド力の高さから、社会的信頼性が高く、就職後のキャリアアップにも繋がりやすいとされています。また、安泰なイメージからローンの借り入れが中小企業よりも有利になるなどのメリットもあります。


4. 充実した研修制度

大企業には、社員教育や研修制度が充実しており、スキルアップに向けた環境が整っています。新入社員から管理職まで、様々なレベルの研修が用意されていることも多いです。

OJT(仕事を実際に行いながら、先輩や上司から指導を受け、経験と知識を身につける方法)が主流の中小企業と比べ、業務内容を把握しやすい・キャリアプランを立てやすいという利点もあります。


5. グローバルな仕事に携わりやすい

大企業には、世界各国に支社を置いていたり、販路を拡大していたり国際展開している企業があることが多く、グローバルなビジネスに携わることができるチャンスがあります。また、企業によっては海外赴任や留学制度がある場合もあるため、海外で仕事をしたい、習得した言語を活かした仕事をしたいといった方にはとても魅力的であるといえます。


以上のように、大企業は様々な面で充実した環境が整っており安定した待遇を受けられるのに加え、戦略や計画次第で大きな仕事を任せられたり、大きな組織を束ねる重要なポジションに就くことができたりと挑戦しがいがあることも大きな魅力といえるのではないでしょうか。



ただ、どんなことにも長所があれば必ず短所もあります。

では、大企業で働くことのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。下記のようなものが考えられます。


1. 業務範囲が限定的である

大企業は、部署や業務が細分化されており分担作業が多いため、実践できる業務が限定的である傾向があります。例えば、施工管理を例にとると、弊社のような中小企業であれば「品質管理・工程管理・書類管理・予算管理(見積り)」などを1~2人で行うなど少数精鋭で行うことが多いですが、大企業になるとそもそも部署がわかれていて、一年目は「見積り業務」がメインになったりと限定的になるため、幅広い業務に携わることが難しい場合があります。また、業務の大半がルーティンワークになることがあり、刺激的な業務やチャンスを求める、多くの業務を引き受けたい人には向かない場合があります。


2. 人間関係が複雑で難しい

大企業では、数百人単位の社員が共に働いているため、派閥や複雑な人間関係が生まれ、日々ストレスを感じて疲れてしまうことがあります。


3. 出世競争が厳しい

大企業では、多数の社員が働いているため、その分ライバルも多く存在し、かなりの積極性や成果を出さないと出世が難しい場合があります。また、人数が多いことで、社員一人ひとりに対して正確な評価を下すことが難しく、個々の業績が結果に反映されにくいこともあります。


4. 若い世代の裁量権が小さい

大企業では、決定プロセスが複雑で時間がかかることがあります。意思決定に関わる部署や人が多く、調整や承認のために上層部とのやりとりが必要になるため柔軟に働くことが難しいことがあります。


5. 組織の堅苦しさ

大企業では、厳格なルールや手順に基づいた業務が行われることが多く、自由度が低い場合があります。また、新しいアイデアや提案が受け入れられにくいことがあるため、自己表現の場が限られることがあります。


以上のように、待遇や成長環境の面では大きなメリットがある反面、「社員数の多さ」という大企業ならではの理由からくるデメリットも見受けられるのが特徴と言えます。


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💡 大企業に向いている人の特徴

1. 大規模な組織で働くことに適応できる人

大企業では、複数の部署やプロジェクトがあり、多数の社員が働いています。そのため、複雑な組織内で働くことに適応でき、コミュニケーション能力やチームワークを発揮できる人が向いています。


2. 細かいルールやマニュアルに従うことができる人

大企業では、業務の標準化や仕組化が進んでおり、多くの業務において細かいルールやマニュアルが定められています。そのため、そのルールやマニュアルに従って正確に業務をこなせる人が向いています。


3. キャリアアップを望む人

大企業では、社員の多くがキャリアアップを望んでおり、そのためには長期的な視野での計画や人脈形成が必要です。そのため、自己管理能力やコミュニケーション能力が高く、自分のキャリアを自分で設計できる人が向いています。


4. 安定性を重視する人

大企業は、多くの場合、安定的な経営基盤を持っています。そのため、定期的な昇給や社会保障制度など、安定した就業環境を求める人には向いています。

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ただし、企業によって求められる人材は異なるため、一概に大企業に向いている人というのは存在しません。自分自身のスキルや志向性をよく見極め、自分に合った企業を選ぶことが重要です。



中小企業で働く魅力とデメリット&向いている人

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さて、一方で中小企業で働く魅力については、まだまだ知られていない部分も多いかもしれません。では一体どんな魅力があるのでしょうか。


1. 自由度が高い職場環境

中小企業は、組織が小さいため、社員一人ひとりが幅広く業務を担当し、大きな裁量を持って仕事を進めることができます。上司や先輩に指示された通りに仕事を進めるのではなく、自分で考えて判断し、自分でアイデアを出して実行することができます。そのため、自分の力が試されるやりがいを感じることができます。また、業務に対する責任が大きい分、自己成長を促す環境になっていることが多く、大企業で働くよりも早くスキルアップできることもあります。


2. 充実したやりがい

中小企業は、部署が少なく多角的な業務を担当するため、自分の役割が明確であることが多いです。そのため、自分の成果が直接的に会社の成長につながることが多く、やりがいを感じることができます。


3. 風通しの良い社風

中小企業は、社員数が少ないため、社員同士の距離が近く、風通しの良い社風があります。社員同士のコミュニケーションが円滑で、仕事以外のプライベートな話もしやすいため、職場でのストレスが少なく、働きやすい環境と言えます。


4. 経験値が積みやすい

中小企業は、社員一人ひとりが多くの業務を担当することが多いため経験値を積みやすく、幅広いスキルや多角的な視点を身に付けることができます。人数が少ない分、大企業に比べ、より多くの現場を経験できる点はとても魅力的です。


5. 成長する企業に参画できる

中小企業は、成長が期待される企業が多く、社員自身も会社の成長に貢献することができます。また、中小企業は、大手企業に比べて経営戦略の決定に関わることが多く、自分のアイデアや提案が採用されることが多いため、自分自身の成長にもつながります。


中小企業で働くことの最大の特徴は、少数精鋭で自由度が高いからこその充実した「成長環境」です。大企業においては、かなりの積極性を発揮しないとライバルに勝てない、十分に評価されない可能性がありますが、中小企業においては評価がいきわたりやすく上司から密に教えてもらいやすい環境のため、それが自信やさらなるレベルアップへとつながりやすいのではないかと考えられます。



対して、中小企業で働くデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。


1. 福利厚生が少ない場合がある

中小企業は経営規模が小さいため、福利厚生が大企業に比べて少ない場合があります。例えば、社員旅行や退職金制度がない、家賃補助などがないことがあります。


2. 専門性を磨きにくい場合がある

中小企業は従業員数が少ないため、職種や役割が限定される場合があります。業務範囲が広い反面、一つの分野に特化することができないことがあります。


3. 給与水準が低い場合がある

中小企業は、大企業に比べて給与水準が低い場合があります。特に、業績が芳しくない場合は賃金が上がらないため、収入面での不安定感があるかもしれません。


4. 労働時間が長い場合がある

中小企業は一人当たりの業務量が多いため、労働時間が長くなることがあります。残業や休日出勤が当たり前になっている場合もあるため、プライベートの時間が確保できないことがあるでしょう。


5. 仕事の分担が少ない場合がある

中小企業は従業員数が少ないため、仕事の分担が少ない場合があります。そのため、一人で多くの業務をこなさなければならない場合があり、ストレスがたまることもあるかもしれません。


以上が、中小企業で働くデメリットの一例です。やはり、労働時間の長さや給与水準の低さは、生活を考えるにあたっての大きな不安点となりそうです。ただ、近年では行政による週休二日制度の導入促進や、施工のデジタル技術導入が推進されるなど労働環境が変化・改善しつつあります。

企業によってこれらの状況はことなるため、中小企業で働くことを考える場合は、しっかりとした情報収集を行ったうえで、企業を選ぶことが大切になってきます。


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💡 中小企業に向いている人の特徴

1. 自主性がある、自律性を身に付けたい人

中小企業では、少人数で多くの仕事をこなすため、自発的に業務を進めることが求められます。自分で考えて行動し、結果を出すことができる自主性がある人は、中小企業での業務に向いていると言えます。


2. 多様な業務に対応できる人

中小企業では、多様な業務に対応できるフレキシブルな人材が求められます。たとえば、配管工であっても、鋼材の溶接やそのほか技術を要する仕事への対応などマルチな能力が求められます。


3. コミュニケーション能力が高い人

中小企業では、社員同士や顧客とのコミュニケーションが重要です。コミュニケーション能力が高く、周りと良好な関係を築くことができる人は、中小企業での業務に向いていると言えます。


4. 新しいことにチャレンジすることが好きな人

中小企業は、大企業に比べて新しいことにチャレンジする機会が多い傾向があります。新規事業や新製品の開発など、常に新しいことにチャレンジすることが求められます。新しいことに積極的にチャレンジすることが好きな人は、中小企業での業務に向いていると言えます。


5. 変化に柔軟に対応できる人

中小企業では、市場や社会の変化に柔軟に対応することが求められます。変化に敏感で、柔軟に対応することができる人は、中小企業での業務に向いていると言えます。

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変化が激しい中小企業では、安定志向のある方は向いていないかもしれませんが、中長期的な目線で見れば成長しやすい、つまり個の能力を高めやすい環境があるので、とにかく、自分自身のスキルや志向性をよく見極め、自分に合った企業を選ぶことが重要です。



まとめ

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以上、大企業・中小企業で働く魅力やデメリットをそれぞれ紹介してきましたがいかがだったでしょうか。


どちらも一長一短で、重要なのは「自分はどのような環境で仕事したいのか」「自分の強みを生かすにはどちらが適しているか」を明確にし、自身の価値観と照らし合わせながら、就職先を選ぶ上で譲れる部分と譲れない部分を把握していくことが大切です。


弊社は、山口県防府市を拠点として管工事や機械器具設置工事を中心に展開しています。


主に飲用水採取や大雨時に市街に溜まった水を海へと送り出すためのポンプ設備や河川のゴミを取り除く除塵機設備、洪水を防ぐ水門設備など、数百kgのものから時には10tを超える機械の設置を行っています。また、それらの機械に燃料や水、空気を送るための配管の製作や取り付けも行っています。


経験年数10年を超える職人・スタッフが7名を超えており、うち20年の経験年数を持つ者は3名以上在籍しています。


豊富な施工実績に裏付けされた、技術と経験、指導力は随一だと自負しており、これから新社会人となる高校生や大学生の方々や、すでに経験のある方にとっても十分な成長環境があります。


「山本工業で働くことに興味がある!」「もう少し詳しい話を聞いてみたい!」という方は、カジュアルな面談や事務所・工場・現場見学からでも受け付けておりますので、電話やメール、インスタグラムのDMなどお気軽にご連絡ください!


長くなりましたが、本記事をご覧いただきありがとうございました。

皆様のキャリアプランの参考になれば幸いです!


それでは今日も1日ご安全に!


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